いやぁ、ひどい会社あるのね。
残業払わない?
交通費払わない?
会社はあんな労働争議させちゃいけません。
うちの会社、そんなに基本賃金高くないけど
そんな無茶苦茶なことはありません。
うちの会社の基本は基準法の従うこと。
雇用制度も
社会保険に加入できないほど短時間しか働きたくない人はアルバイト
社会保険に加入したいけど正社員ほど働きたくない人はパート
フルタイムでしっかり働きたい人は正社員
定年後も働きたい人は嘱託
という制度です。
アルバイトからパート、パートから正社員への契約変更も推進してます。
アルバイトよりパート、パートより正社員の方が
働く人にとっても会社にとっても結果お得、WinWin♪
TVに出ていたような人達、
なんで、そんなヒドイ会社に勤め続けているんだろう?
ヒドくても名前の通った会社の方がいいのかなぁ。
うちの会社、全く知られていない会社だもの。
うちの会社は昭和20年代に創業し、
その後、社名変更、分社、移転を行っている為、
昭和40年代からの年金記録しか会社に残っていません。
それにも関わらず、昨年から年金の問合せを受けるのは
昭和30年代に在職していらした方々ばかり。
せっかく会社に問い合わせて頂いても、
昭和2x年に「○○○」という社名で創業、
何年に「△△」に社名変更、その後・・・
ということしかお伝えできずにいました。
何とかお役に立ちたいのに悔しい。
そこで先日、
社内にある一番古い記録にある社会保険事務所に問い合わせてみました。
調べて頂いたら、コンピュータに残っているのは
うちの会社に残っている記録と同じ年代まででした。
ところが、最近、めっきり親切になった社保職員。
コンピュータ化されていない文書を調べてくれるとのこと。
あら~、年金が問題化された甲斐が少しはあったじゃない。
今までだったら、
「コンピュータに入っていないので、わかりません」
とか
「古い資料なので探すの難しいですね」
って言われたはず。
今回はそれを探してくれました。
お蔭で当社創業以来の社保の記号と社保事務所が判明!
素晴らしい!
これでOBからの問合せにお答えできます。
その方ご自身が加入していた記録は当社に残っていなくても
当社の記録を社会保険事務所で見て頂く手がかりになります。
調べてもらいやすくなるはず。
調べてくれた社会保険事務所の方に
「これで今回の年金問題に少しお役に立てますね」
と少々恩に着せたこと言っちゃいましたけど。
そのくらい、言ってもいいよね?
1月に地方裁判所の判決が出て、
急に話題に上るようになった感じがします。
問題は昔からあるのにね。
「管理職」の定義、解釈には色々問題あると
番組を見て改めて感じました。
番組に出ていた従業員200名程度の会社。
取締役の下に、課長以下12名の管理職がいたそうです。
彼らは自由裁量により長時間勤務をしていたようです。
が、労働基準監督署はその12名全員を
「管理職とは認められない」
とし、会社はその12名に残業手当を支給することになりました。
自由裁量で働いていた12名に対して
残業を行う時は事前許可制にし、残業時間を管理。
ところがそれによって12名は
仕事が非常にやりにくくなり支障を感じるようになったとか。
労働基準監督署は、法律をタテに企業の生産性を下げ
従業員のやる気をそぎ、苦しめているとしか思えない状態。
これは違うのではないでしょうか?
裁判をしているような大手チェーン店店長の労働条件は
確かに問題があります。
休みがなく、寝る暇も与えないような状態を
管理職の自分の責任というのは無理があります。
何故、彼らがそういう状態になっているのか
解決する義務が会社にはあるでしょう。
けれど、そんな状態ではなく、
モチベーション高く、健康でいられる働き方をしている管理職にまで
字面通りの指摘をするのは会社を潰す行為です。
今回の裁判、良い機会ですので
労働基準法を見直すのが良くはないですか?
パートタイム労働法が変わります。
良い事だと思いますよ~。
パートだからといって損する事はありません。
でも、パートのみなさん、
正社員と同等の待遇を求めるなら、
同等に働く覚悟をしてくださいね。
「パートだから」
「バイトなのに」
と、同等の仕事を拒否する人の多いこと多いこと。
その辺、難しいです。
事情があって正社員と同等に仕事できない、しないから
パート・バイトとして働いているのだと思うのです。
それを正社員と同等に働かせて、同等の待遇にするのは気の毒。
パート・バイトの人は、
正社員の1~10までの仕事のうち、
1~10まで全部やる人
一部だけできる人
の区別をして会社と契約して
その仕事に応じた待遇を受けるのが互いにいいでしょうね。
うちの会社では、ある程度働いているバイトには
パート契約する事を、
正社員と同様の働きぶりのパートには
正社員契約する事を薦めています。
その方が管理もしやすいのでね。
ところが、
パート契約しないといけないのなら、
正社員契約しないといけないのなら、
退職したい
と言い出す人も少なくありません。
いやなんですって。束縛されるようで。
自信が無いんですって。続けて働けるか。
みんな何年もバイトやパートで続いているのに(^_^;)
パートと正社員同等は一筋縄でいかない問題です。
テレビで年金のニュースを見て怒っています
4月から送付を開始する年金確認の通知。
「サラリーマンは原則、会社に送るから会社でまとめて回収してくれ」
ですって???
ちょっとぉ!
なんで社会保険庁の不始末の尻拭いを手伝わなければならないのよ。
冗談じゃない。
そうじゃなくても、既に何人か退職者から年金の問合せがあって
その度に古いファイルをめくって、
埃でアレルギーおこしかけながら回答しているのよ。
それを今度は、会社に送るですって?
うちの会社には昭和40年代からの年金加入者のファイルが
保存されています。
それ、厚生労働省に貸し出すから、自分で調べて欲しいわ。
そうじゃなかったら
その分の残業代、税金から払ってくれます?
請求書、送るわよ。
他の仕事にも皺寄せ出るんだから。
その中、私の仕事は「従業員へのサービス業」な為、
色々なタイプの方に合わせてサービスに務めます。
最初の頃は驚きの連続でした。
字を書けない。自分の名前すらも怪しい・・・という人もいました。
有給休暇が付与されるとすぐに使い切り、その後、欠勤する人。
無断欠勤する人。
無断退職する人。
行方不明になる人。
先日、書いた「気が利かない」なんてマシの方かも。
新たな問題従業員が出現するたびに就業規則を見直すことになります。
だって、そんな事例、就業規則に定めてないんだもの。
普通に普通の規則は決まっているんですよ、当然。
そのざるの目からこぼれ落ちる問題従業員がいるってことです。
3回目の結婚休暇取ろうとする人なんて、
考えつきます?普通・・・(-_-;)
ええ?また再婚するの?と全員びっくり。
休職期間終える時、1日出勤し再び休職に入る人
そんな人が現れるなんて想定外でした。
みんな隙をよく突いてきます。
人事や総務に異動させたいくらい、
よく勉強してる。
おかげで就業規則、どんどん細かく漏れなくなってきます。
退職届は自筆で。最低でも署名は自分で。
なんて指導もしないとならない。
自分で書けないって代筆で出す人がいるんですよ(^_^;)
で、今日も新たな問題従業員のことで
朝から報告の電話が自宅に。
今日って日曜でいちおう休日なんですけど・・・
でも新たな問題の従業員が現れても
最近、驚かなくなったわ。
ここ数年、そういうのが増えているせい。
今度はそう来たか・・・と、溜息つくくらい。
かえって、新たな難問解決への闘志が湧いているかも。
どうしても今後の為に理解したい法改正に関するもの。
セミナーの内容自体は、
来年2009年度施行予定の法改正なので
未定な点が多数ある上、
講師が某有名国立大学→通産省→半官半民団体という経歴で
話し方や質問の受け方が上から目線で
何だかなぁ~、でした。
でも、それなりに現段階での最新資料はもらえましたし、
法改正の見込み、
そこに向けての心構え
なんてものはよくわかったので、有意義な時間でした。
しかも無料セミナーだったし。
面白かったのは
この法改正に対するセミナー主催者の熱意。
絶対に施行させたい、より良い形で施行させなければ
という熱い思いが伝わってきました。
そして参加者。
250名定員だったところ、600名以上が参加。
急遽、会場が変更になりました。
注目度の高い法改正だということですね。
質問も具体的なものが多かったし。
でも、質問する人の中に、必ず(?)一人はいるのね。
トンチンカンな質問の人。
全部、講義の中で説明してたでしょ?
とか
それって関係ない話では?
みたいな・・・
今日も一番、最後の質問者がそれ。
他の人はみんな、質問を聞き始めてすぐに帰り仕度開始したほど。
ま、でも、総合的に見て、
他の会社の様子も垣間見えましたし、
現段階で最新の情報を得る事ができましたし
よいセミナーでした。
満足。
乗る予定の電車が雪で運休して、
已む無く経路変更して辿りついた方もいましたが、
表彰状授与には間に合いました。
永年勤続の表彰者は10年~30年の方。
いやぁ、30年間も同じ会社で同じ仕事を日々続けるって
どんな気分でしょうね。
頭が下がります。
うちの会社は中途入社が99.99%で、
しかも平均年齢50代という会社ですから、
勤続30年はかなり貴重。
10年ですら、大変な事。
10年経つ前に定年になってしまうこともありますもん。
それが、今年、受賞者が在職者の1割にあたる人数。
みんな生き生きとして表彰状を手にしていました。
大雪で行き帰りは大変でしたが、良い式典。
受章者の皆様、ありがとうございました。