2025 / 05 |
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衝動で申し込んだ舞台の抽選。
2本とも第一希望で当たっちゃったわ。
PARCO歌舞伎、とても人気があるようで
何日かお願いした切符のうち、
千穐楽の切符は残念な事に取れませんでした。
こればかりは、仕方ない。希望者が多いのだもの。
他の日の切符は取れたのだもの。
でも、ちょっと残念でショック(?)で
取れないことが確定した日に衝動的に
6月の「メタル・マクベス」と
8月の「ウエスト・サイド・ストーリー」
の抽選申込してしまいました(^_^;)
抽選ですからね。
特に「マクベス」は人気あるでしょうから
ダメでもともと、と言う気分で。
そしたら、まぁ、両方とも第一希望が取れちゃったんです。
う~ん、予想外の出費になってしまった・・・
同じ舞台ばかり観ていないで、色々な作品を観なさい
という神様の思し召し、でしょうかねぇ?
友人のブログで。
「タイムマシーンを使って過去に観たことのない舞台をひとつだけ
観ることができるなら、何を観たいですか?」
さて、何を観たいかしら?
というか、ひとつに絞れるかしら?
もう1度観たい舞台なら、色々あるけど。
そうだ!
「エレファント・マン」だわ!
市村さんの「エレファント・マン」
観そびれているのよ。
市村さんのファンになって舞台を観るようになって
まだ私が観劇初心者だった頃、「エレファント・マン」を上演していました。
注釈:そう、私は舞台を観て市村さんのファンになったのではく、
ファンになったので舞台を観に行ったのです。
で、舞台にハマリ、市村さんには"さらに"ハマったのです。
ミュージカルならともかく、普通のお芝居は難しそうで
観に行かなかったのです。若くてお金もなかったし。
今思えば、観ておけば良かった。
でも、当時の私には芝居を理解出来なかったかもしれない。
藤原竜也さんの「エレファント・マン」は観に行きました。
市村さんだったらこうだったろう、ああだったろう、と
思いながら観る事になってしまって、申し訳なかった。
竜也くんも悪くない舞台だったのに。
あの舞台を市村さんで再演を、とは思いません。
やはり、あの年齢も必要な作品だと思うので。
竜也くんの再演なら観たい。
市村さんの「エレファント・マン」はタイムマシーンで観に行きたい。
あの写真でしか見た事のない美しい装置も観たいもの。
今度は「屋根の上のヴァイオリン弾き」の初日へ。
これは初めからの予定通り。
予定通りではなかったのは、その感想(^^ゞ
前回に比べて(席が前の方だったからか?)
全体的に重み感が出てきて、
地に足のついた人間達に見えるようになっていました。
全体のバランスがよくなったようです。
前回は泣く事なんてなかったのに
ホーデルが家を出る場面で涙。
チャヴァの場面で涙・・・
そして今日のカーテンコールでは
市村テヴィエの100回記念公演だったことを知らされビックリ。
東京凱旋初日、しかも日生劇場、で100回。
合わせたのかしら?
市村さん
「歌舞伎は襲名で賑わっていますが
こちらは四代目テヴィエ襲名公演ということで・・・」
というようなことを挨拶。
以前「打倒!歌舞伎役者!」なんて言っていたけど
未だに?(笑)
映画の舞台挨拶の時、
「幸せなのは舞台に立っている時」
と答えていた市村さん。
舞台に立っている市村さんを観る時、私も幸せ。
新鮮な心地よさと次が楽しみになる公演を
歌舞伎座で拝見。
富十郎さんの踊りと井上八千代さんの踊りでは
削ぎ落とされた静寂の中に秘められた迫りくる力。
特に初めて拝見した八千代さんの踊りは
新派で観た京舞とは全く異なるもので
これが本物の京舞なのね と納得。
新派の京舞はやはり役者さんの踊りなのでしょうね。
どこが違う、とは表現できないのですが。
勘太郎さん 七之助さんの棒しばりは
三津五郎さんに教わったそうで、
棒しばりとは雰囲気の異なる狂言。
やはり三津五郎さんっぽいというのか・・・
兄弟で踊る姿、これからもずっと2人で繰り返し観たいわ。
そして勘三郎さんの襲名後、初の鏡獅子。
今迄の勘九郎さん時代の鏡獅子とは異なる雰囲気。
なんとなく柔らかな雰囲気が漂う、
獅子の神々しさというより慈愛を感じるような。
でも、まだまだ「勘三郎さんの鏡獅子」としては最初の一歩。
繰り返すうちに変わっていくのでしょうねぇ。
どのような弥生、どのような獅子になっていくのか
観続けたいわ。
本日は浅草の歌舞伎初日。
会場前のご挨拶、鏡開きから2部まで
丸一日、楽しんできました。
眠い~(-_-;)と思いながらも
気合を入れて着物を着て朝から浅草へ。
浅草公会堂前に着いたら、丁度挨拶が始まるところ。
その後、鏡開きが「よいしょ」とあって振舞い酒。
お酒は頂くと一段と眠くなりそうなので遠慮しましたが。
1部2部通して興味深いのはやはり「お軽勘平」
中村屋の兄弟が1部と2部で役を交代して演じています。
2人とも同じように同じことを一緒に教わって稽古したようですが、
印象の異なる舞台となっていました。
特に勘平はお2人ともそれぞれ「お父様から教わった」ことが
非常によくわかる、きちんと教わって稽古したことが見える
そんな舞台でした。
それにも関わらず、全くと言ってよいほど
異なる性格を持った勘平でした。
弟の演ずる勘平は精神的にどんどん追い詰められて
腹を切るしかなくなってしまったような印象。
兄が演ずる勘平は現実的で
責任を取るために腹を切ったような感じ。
どちらも辛い、哀しい勘平。
兄のお軽は大らかな感じ、弟の場合は甲斐甲斐しい。
それぞれの個性が楽しい。
でも、第1部は「お軽勘平」で終わると気分的に辛いわぁ。
第2部はその後に変化舞踊があるので明るく楽しくなれるけど。
特に今日は1部から2部を通して観たので
2回続けて上演時間2時間の「お軽勘平」。
さすがに参りました。
お尻も痛いし(^_^;)
歌舞伎座夜の部。
これで今年の観劇は全て完了。
あと3週間もあるので、ちょっと寂しいなぁ。
夜の部の1つ目は「重の井」
福助さん、昼も夜も重いお役で大変!
七之助さんは元気な腰元(^^)
玉三郎さんの船弁慶。
能に近い形の上演らしい。こういう形もあるのねぇ。
勘三郎さんの舟長は海の荒れ様が見えるよう。
玉三郎さんの知盛は始めてみるその姿に「!」
何だか見慣れないわぁ。
松浦の太鼓は、ちょっと驚いた。
今迄、私、この作品を勘違いしてた。
松浦の殿様ってもっと堅苦しいつまらない人の様に思ってた。
勘三郎さんの松浦候は、とても人間味のある姿。
初めてこの作品が楽しかったわ。
好きな作品が増えて良かった。
勘三郎さん、ありがとう。
あ、松浦の太鼓に出ていた勘太郎さん。
最後の場面で、なかなか勇ましくも愛らしい姿♪
歌舞伎座の昼の部を観てきた。
三社祭の踊りの若さが非常に爽やかだった。
そして、いい感じだったのが、勘太郎さんの太腿(笑)
以前、勘太郎さんが自分の太腿について
「母のスカートは入りません」
と言っていた記憶がある。
さもありなん。という太腿だった。
いやぁ、柔らかそうで
鳥のもも肉ならさぞかし美味しいだろう
と思わせるような立派な姿だった。
勘三郎さんも立派な太腿の持主だもの。
父親に似たんだなぁ、きっと。
盲目物語では勘三郎さんが一段と落着いた雰囲気の
味わい深い雰囲気。
七之助さんも予想以上に安定した雰囲気で
このまま行けば将来は玉三郎さんからこの役を・・・
と(先は長いだろうけど)思えるほど。
年の最後に良い舞台を観る事ができて良かった。
あとは歌舞伎座夜の部で今年の観劇納め。
あ~もう手元に切符がなくなっちゃう。
なんか寂しいなぁ。
梅津貴昶さんの会に行って来た。
日本舞踊の会だけど、豪華!歌舞伎役者出演。
ところが申し訳ないことに、勿体ないことに
日頃の疲れで記憶にない状態が度々・・・(ーー;)
出演者の皆様、関係者の皆様、ごめんなさい。
その中で(^_^;)記憶に残ったのが、
富十郎さんの「玉兎」と勘三郎さんの「関扉」
素踊りなので総体的に衣裳がない分、
見た目の華やかさに欠けるのだが(仕方ない)
その中でこの二演目だけは、
役者がいるだけで舞台が華やかに見えた。
「葵の上」の玉三郎さんは幕開きの時、
暗闇の中に白い顔が浮かび上がり、
人形のような能面のような美しい怖さがあった。
玉三郎さんならでは、の美しさ。
ところで、この会が催された歌舞伎座。
前日には松竹の公開女優オーディションがあったらしい。
歌舞伎座に水着って、違和感あるなぁ。
俄安宅の関や俳優祭でも、水着で花道ってあったかしら?
来年、公演予定のオペラ「Turandot」
CDを聴きながらスコアをめくってビックリ!
合唱の出ていないところ、ほとんどないじゃん!!!
いつも自分が歌うところだけの抜粋版のCDと
同じく抜粋版のミニチュアスコア持ち歩き用を作る。
ところが今回、ほとんど抜粋なんて出来ない。
省く事が出来る場所がない!
ってことは覚える事が多い!!!
ヤバイ!
覚えられるのか?
しかもどちらかというと馴染みの薄いプッチーニ。
馴染みの薄い怪しい旋律。
さらに音が余りにも高いので歌うパートをセカンドにしている。
音が取れるのか???
もう「!」だの「?」だのだらけである。
地道な根気、繰り返ししかないな。
無理矢理、耳に目に自然に無意識のうちに記憶させねば。
努力の文字は私の辞書にないんだもの(^^ゞ
懐かしいミュージカルを観て来た。
というか舞台上の山本耕史くんを観てみたかったのだけど(^^ゞ
この作品は20年くらい前に1度観た事がある。
主役は真田広之さん、相手役の女性は久野綾希子さん
変態(?)歯医者に陣内孝則さん、花屋オーナーに宝田明さん
コーラスの三人娘には田中梨花さんも。
今見てもなんて豪華な配役だろう。
非常に楽しいB級ホラーの正道を行く作品だったと思う。
劇場も博品館でちょうど良い大きさ。
今回の舞台。
何だか非常にウエットな作品になってしまっている気がした。
B級の弾けた感じ、アメリカのポップな感じが乏しい。
日本的っていうのかなぁ。振付も演出も。
非常に後味が悪い。
面白かったのは後ろの席のお客様。
オードリーⅡが大きくなって現れ動いた時、
しきりに「怖いこわ~い」と言い続けてた。
終演した時も「怖かった~」と(^_^;)
でも私が一番怖かったのは幕間のロビーの静けさだったんだけど。
売店で売っていた新選組!の副長のポスターには
ちょっと心動いた・・・(*^_^*)