2025 / 05 |
≪ 2025 / 04 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 2025 / 06 ≫ |
本日は浅草の歌舞伎初日。
会場前のご挨拶、鏡開きから2部まで
丸一日、楽しんできました。
眠い~(-_-;)と思いながらも
気合を入れて着物を着て朝から浅草へ。
浅草公会堂前に着いたら、丁度挨拶が始まるところ。
その後、鏡開きが「よいしょ」とあって振舞い酒。
お酒は頂くと一段と眠くなりそうなので遠慮しましたが。
1部2部通して興味深いのはやはり「お軽勘平」
中村屋の兄弟が1部と2部で役を交代して演じています。
2人とも同じように同じことを一緒に教わって稽古したようですが、
印象の異なる舞台となっていました。
特に勘平はお2人ともそれぞれ「お父様から教わった」ことが
非常によくわかる、きちんと教わって稽古したことが見える
そんな舞台でした。
それにも関わらず、全くと言ってよいほど
異なる性格を持った勘平でした。
弟の演ずる勘平は精神的にどんどん追い詰められて
腹を切るしかなくなってしまったような印象。
兄が演ずる勘平は現実的で
責任を取るために腹を切ったような感じ。
どちらも辛い、哀しい勘平。
兄のお軽は大らかな感じ、弟の場合は甲斐甲斐しい。
それぞれの個性が楽しい。
でも、第1部は「お軽勘平」で終わると気分的に辛いわぁ。
第2部はその後に変化舞踊があるので明るく楽しくなれるけど。
特に今日は1部から2部を通して観たので
2回続けて上演時間2時間の「お軽勘平」。
さすがに参りました。
お尻も痛いし(^_^;)