2025 / 05 |
≪ 2025 / 04 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 2025 / 06 ≫ |
快方に向っているものと思っていたのに残念です。
本田美奈子さん。ご冥福を祈ります。
ただのアイドルと思っていた彼女が、
不図、気付くとレディスバンド組んでロックするようになって
気付いたら大型ミュージカルの主役になっていた。
初演のその舞台を観た時、
「やるじゃん、アイドルじゃないじゃない」
と思った。
久し振りにその舞台を観た時、
今回の主役も悪くはないのだけど
「もう一度、次回は是非、また彼女で観たい」
と思った。
あの細すぎる身体からほとばしるエネルギー。
どこから出ていたるのだろう?
あの透明な高音。
天国と呼ぶところが本当にあるのなら、
そこで一層美しく響くに違いない。
大好きな歌を思う存分、歌って欲しい。
でも、本当に残念。
彼女の舞台を観る事ができないなんて。
久し振りに着物の本に目を通した。
「堀越希実子の着物ごよみ」
市川團十郎夫人の本である。
二十歳の頃は成人式の振袖を仕立ててもらったにもかかわらず。
全く興味がなく着たいとも思っていなかったし、
着たくなるとも思っていなかった。
歌舞伎を観るようになって、自然に着物に興味を持った。
やはり歌舞伎座で品のある着物姿の方を多く目にして
あ~歌舞伎を観る時に着物っていいなぁ~
格好いいなぁ~
そんな時に勘三郎(当時 勘九郎)夫人の本
「初めて買う着物」(単行本はこちら)に出会った。
その本のアドバイスに従って江戸小紋を仕立てた。
母からは「え???そんな地味な・・・」
濃い桃色の小紋だったんだけど。
江戸小紋っていうのが地味か・・・・・。
それから小紋を仕立て、訪問着を仕立て、
紬を仕立て、浴衣も新調し・・・・・。
徐々に自分の好みが出てきたような気がする。
う~ん、基本的に地味好みかも。
派手好みだったと思ってたけど、仕立てた着物を見るとね。
営業言葉かもしれないけど仕立ての度に店員に
「これならお年を召されてからも着続けられますよ」
と言われる(^_^;)
確かによく着物というとイメージされるような
ただの綺麗な淡い色には興味がない。
淡い色であっても深み・厚み・濃くのある色が好き。
でも意匠は細かい飛び柄は好きではないんだけどなぁ。
大きい柄がド~ンっていうのがいい。
でも、やっぱり全体を見ると・・・・・地味か(笑)
御園座千穐楽を迎えたばかりの中村屋親子が
長岡で地震復興支援の公演を催した。
平成中村座の興行でも中村屋と縁のある浅草。
その浅草から繋がる縁もあり、
また今度、長岡ゆかりの河井継之助のドラマを撮る勘三郎さん。
地元の方を無料招待しての公演だったらしい。
参考→産経新聞
長岡青年会議所のHPによると、応募者多数で
この公演を観るためには6.6倍の倍率だったとか。
先日、私も御園座で観て元気をもらった鏡獅子。
中越の皆さんも元気になってくれるといいな。
ご当地ミュージカルとでも言いたい。
劇団四季の「ライオンキング」
ライオンキングはいくつかの都市で上演している。
ティモンとプンバァの役はその都市ごとに台詞が異なる。
言っている内容は同じだけど
その地方の方言で台詞を言っている。
それがなかなか良い空気を作る。
地元の人達にもかなり受けてる。
大受けしている。
東京で観たこともあるけど
それ程、受けなかったんだけどなぁ、私は(^_^;)
他の都市で観てくやしいのは、そこ。
地元の人達が大受けしているんだけど
方言の意味がわからない・・・
「え???今、なんて言ったの?」
みんな笑ってるんだけど・・・???
名古屋も同様。
わからなかった・・・・
こんなにわからない?と思うほどわからなかった。
久し振りに東京公演観に行こうかなぁ。
台詞確認しに。
御園座では勘三郎襲名興行。
御園座の歌舞伎は終演が早いので
東京からでも日帰りが可能なので助かる。
今回は演目もいい。
襲名らしい華やかさ。
もっとも昼の序幕は「え?何故、襲名にこの演目?」
と思うような作品だったのだけど。
でもこの作品があったからこそ
その後の作品がより華やかに感じられた?!
襲名の演目は「三人連獅子」と「白波五人男」
どちらも大好きな作品。
「連獅子」は通常2人で踊るものだが、
中村屋は息子2人なので2000年の初日の出の舞踊から
三人で連獅子を踊っている。
当時はまだまだ息子は子供の獅子だったのだが
今回はもう立派な青年の獅子。
親子の力がはるかに近づき心が意識せず通じ
相乗効果によるエネルギーが伝わってくる気がした。
「白波五人男」
これは花道からの出の時の勘三郎さんにビックリ。
えぇ~?これが連獅子で「父」で「師匠」の顔をしていた人?
若く爽やかで美しい若衆が、そこにいた。
浜松屋での言葉も音もリズムも心地よい。
スカッとする。
今、思い出しても気分いい。
昨日書いた講習の先生も、こういう話し方してくれたらいいのに。
こういう演目は観終えた後もスッキリしていて
心も軽くなって楽しい。
あー観に行って良かった。
今月は諸事情により(?)東京での観劇はなく
何故か名古屋で観劇三昧。
まずはその1。
中日劇場で「モーツアルト!」
中川くんヴァージョンと井上くんヴァージョン。
両方観た。
最初はその時々でどっちの方がいい、
と思った時期もあったのだけど、
今回は「どっちも良い」
それぞれのヴォルフガング。
どっちがいいなんて選べないなぁ。
と言いつつも、本当の目的は市村さん♪
天才になれなかった苦悩
繊細な息子に対する父の苦悩
社会性を身に付ける事を知ってしまった大人の苦悩
そんな普通の人の苦悩がヒシヒシと伝わってきた。
でも本当は普通の人な市村さんより
変わった人を演ずる市村さんの方が好きだったりするんだけど(^^ゞ
舞踊「京鹿子娘道成寺」でも有名な紀州の道成寺で
京鹿子の花祭りを行うそうです。
→紀州新聞より
京鹿子って花があるのねぇ・・・知らなかった。
で、検索したら
こちらの週末ウォーキングというHPにきれいな京鹿子の花の写真。
私好みな色の花だわぁ♪
この色の花で境内が埋まったらきれいだろうなぁ。
行ってみたいけど道成寺って交通の便が悪いらしいから、
まずはリンクさせて頂いたHPに載っている鎌倉の名月院に
行ってみようかしら。
あら、でも写真撮影6月・・・来年だわ・・・(--;)
他の本を買いにいったはずなのに目に留まってつい購入。
だって、なんだか"らしい"書名でしょ。
勘三郎さんの話はよく読むけど、
三津五郎さんのは多分、初めて。
でも不思議と慣れ親しんでいる気のする文章。
言葉遣い、そのリズムが三津五郎さんらしくて
この本の編集者が上手なのかしら?
著者 坂東三津五郎 とあっても、
まさかご自身が原稿用紙を埋めたってことは・・・
三津五郎さんなら有り得るかしら?
襲名の話(ご自身の話を中心に、海老蔵さんや勘三郎さんの事も)
好きなお城の話、芝居の話もあればプライベートの話まで、
とても読みやすく楽しく、あっという間に読了。
気の合う本って、本当にすぐに読み終わってしまう。
面白くない本ほど時間がかかるのよねぇ。
もっとも時間のかかる本ほど、すぐ読むのを断念するから
結果、時間かけないんだけど。