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コクーン歌舞伎に勘三郎さんがリハビリ(?)出演し始めた
という話を聞きました。
その話で、コクーン歌舞伎を観に行く予定だったことを思い出した私。

なんて歌舞伎を観ることに愛を情熱をなくしているんでしょう。
なんだか忘れてしまっていても後悔しそうにもなかったもの。

最近は観劇に行く前のワクワクが減っていて、
もしかしたら舞台は生活必需品ではないんじゃないか?
などと疑い始めている状態。

観に行けば楽しいんですけどね。

そんな状態で観に行ったコクーン歌舞伎。
やはり、観ていてもそれほど盛り上がることもなく、
気に入らないところは気に入らず、
勘太郎くんの声、ますます勘三郎さんにそっくりだなぁ
菊之助くんはきれいだなぁ
なんて、ありきたりの感想を思いつつ、ラスト。

それでも、勘三郎さんの声には
「あぁ・・・勘三郎さんの声、懐かしいなぁ」
など思い、
噂通り舞台上に勘三郎さんの姿を観た時は息をのんだ。
手にしていたハンドタオルで口を押えた。

熱心なファンの熱い思いには全くついていけなくなっているし
その会話にも入れなくなっているし
それほど舞台を観たいと思わなくなって
後援会をやめることすら検討課題の1つにしている状態なので
もうファンと名乗れるほど興味なくなっているんじゃないか
と自分のことを思っていました。

でも、姿を見て息をのんだ自分に気づき、
それでも、まだファンなんだな
と、もう少しこのままでいようか、と思い直しました。

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舞台を観に行ってまず気になるのは、
合唱、アンサンブル、演出。
そのあと、主役(^_^;)

自分と関わりの深い順、なんでしょうね。

だから合唱団員である私が一番気になるのは合唱。

合唱にエネルギーのある作品を好きになります。
合唱やアンサンブルが主役を動かし、
ドラマを動かしている感じ、
主役が自分ではどうにもできない流れに巻き込まれて
動かされ、もがき、立ち向かう
そんなドラマが好きです。

ただ、合唱が背景のように、
いてもいなくても対して影響を与えないような
そんな作品それほどは好きになれません。
楽しい作品ではあってもね。

今、上演しているスウィーニー・トッドは
まさに、私の好きなタイプの作品。

合唱やアンサンブルが主役を動かすという作品ではないけれど
絶対に、なくなてならないエネルギーのある合唱、アンサンブル。
そこが格好いい。

再演してくれてありがとう。

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1か月半ぶりに舞台を観てきました。

前回観たのは震災直後。
この時期に?
と思いつつも、手元にある切符を、開催される公演を
観ないことはよくない
という思いで観に行きました。

正直言って、観に行ったという記憶ばかり大きくて
内容や舞台の感想は???です。
ごめんなさい。

その震災直後の舞台はバレエだったのですが
今回、1か月半ぶりの舞台もバレエです。
事実上の観劇再開となりました。

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こんな時に
とは思いましたが、
上演する
というので、バレエの舞台を観に行ってきました。

上演するか否かは苦渋の決断だった
観に来て下さる方がいらっしゃるなら公演しようと思った
今回の収益は義捐金とする
と主催者の説明がありました。

皆さん、同じだろうと思うのですが
金曜日の14:46から地震のことで頭がいっぱいで
他のことを何も考えられずにいた私にとって
良いひと時となりました。

結局は舞台を観ながらも地震から心が離れることはなかったのですが
同じ地震のことを考え続けるのでも
違った方向からの、前向きな方向に進むことができたように思います。
舞台を通じて日本を元気にしたい、応援したい
という思いが伝わってきました。
そういうことをするには時期尚早という考え方もあるとは思いますが。


出演者の方々、関係者の方々は
金曜日、舞台稽古のあと、帰宅できず
楽屋にごろ寝だったとか。
その状態での公演は大変なことだったと思います。
ダンサーの身体を考えたら危険なことでもあったと思います。
自分自身が素人とはいえ演奏会中止になり
体力的に非常に有り難いと思いましたから。

でも、もし、演奏会が行われたとしたら
出演しに出かけたと思います。
実際、行くつもりでいましたから。
どのくらいの人数が出演できるかわからない
来て下さるお客様がいるかわからない
でも来て下さる方がいるなら
その方々の為に精一杯歌おう
そう思っていました。

公演すべきでない
という考え方もあり、私も公演しなくても良かったと思います。
それでも、公演を観た上で
公演したことが間違いだったか
と考えた時、間違いとは言い切れないものがあります。
どちらが正解、と決められないと感じました。

何よりも公演を実行して下さった皆様に感謝申し上げます。
どうぞ、身体を心をゆっくり休めて下さいますよう。

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楽しいミュージカル、美しいオペラを楽しみ続けた3日間でした。
オペラは音楽だけ聴いていても、とても魅力的。
女性合唱がないから、出演できる機会はないでしょうねぇ。
残念。
男声合唱に男装して潜り込もうかしら。

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縁あって、新宿文化センター小ホールで明日本番の「リゴレット」のGPを見せて頂きました。
リゴレット役の木村さんの歌芝居、
かなり私好みです(^^)
格好いい。
木村さんで
パリアッチ観たいなぁ。

3/7追記:パリアッチってテノールだから無理なんだわ・・・

そして美しい声のジルダ役小田切さん。
これまた私好みの声です。
ありとあらゆる声を難なく無理なくスッと出しているように聞こえました。
いいなぁ、あの声。
いくらでも出ちゃうんじゃないかって声。

明日、ご覧になる方、期待して下さい。

明日、お暇な方、
是非14時開演 新宿文化センター小ホールへ!

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久し振りに楽しいミュージカルを観ました。

ヨセフ & ザ アメージング テクニカル ドリーム コート。

あ~タイトル長い!(^^)

何年も前から噂は聞いていて
機会があったら一度は観たい!
見逃せない!
と思っていたミュージカルです。

有名な(?)旧約聖書の話を50~60年代のアメリカン・ポップや様々な曲で綴っています。

わかりやすく楽しい!
ニコニコ笑いっ放しで観てました♪

最近の日本で人気あるミュージカルは、
しっかりテーマがあって、
骨太なドラマがあって
というものが多い中、こういう作品、嬉しい♪
ドラマチックな作品も好きですが
同じものばかりでは飽きちゃう。

今の私にはちょうど良い、食べたかった食事が出来た気分。

上演して下さって有難う!
どうぞ楽しい舞台を千龝楽まで無事に!
子供たちも楽しんで!

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日本舞台初演というオペラ「ゲノフェーファ」を観ました。
プログラムの他に対訳本も売られていて、
他ではきっと売られていないから、と思って購入。
この対訳本購入して正解でした。

と、いうのも、今回の演出、
すっとした普通の解釈ではなく、少々深読み、裏読みしたもの。
本来のト書きを読むことができて
比較できたこと、わからなかったことを確認できました。

この作品、普通に上演したなら

"純粋無垢な乙女のような妻"が夫の留守中に
夫の部下から横恋慕されたが、それを拒否。
逆恨みをかって、不貞の濡れ衣を着せられる。
夫を恨んでいる魔女もそこに加担し
夫は妻が不貞を働いたと一時は信じてしまう。
しかし罪悪感にかられた魔女の告白により
夫は自らの誤りに気づき、
寸でのところで処刑されかけた妻を救い
めでたし、めでたし。

そんな話。

ところが、今回の演出では、
めでたしめでたし
とは、いかない。

夫は「ごめんごめん、俺が悪かった。」
「せっかく又、無事、再開できたんだから良かった。」
とハッピーですが、妻は
「無実な私を信じてくれなかったんでしょ。」
と、夫一筋だった愛を失っている。

きっとこのあと、この妻は信仰に走ったか
本当に不貞な妻になったか・・・・

この演出に不満を思った観客もいてブーイングも起きたようですが
(気づかなかったなぁ、ブーイングに。でも起きていたらしい)
「有り」だと思います、この演出、この解釈。

この演出、解釈で上演したにあたって問題があったとしたら、
出演者の心理描写、芝居の浅さ、ありきたりさ、単調さ。
舞台上で生きているエネルギーが乏しく感じました。

ゴーロは、もっと狂おしくゲノフェーファを求めて、
可愛さ余って憎さ百倍みたいな描写が欲しかったし

ジークフリートはもっと単純に目の前のことをすぐに信じる愚かしさが欲しいし

ゲノフェーファは最初はもっとあどけなく純真で子供っぽいほうが、
民衆に馬鹿にされ人望のない「領主の妻」になっただろうし
エンディングに向かって、一人で困難に立ち向かう自立した女性に成長するとか
頼る相手をジークフリートから神という保護者に変えるだけの自立できない女性とかに
なったでしょうに。

マルガレータは最初は、もっともっと黒い恨みを抱いた女性であった方が
3幕での「実ハ・・・」という歌舞伎の「戻り」の効果があっただろうし
(私が観た公演では最初から人の良さが見えてて魔女らしくなかった)
あと声が客席に届きにくかったのが残念。

もっともっと心の中のドロドロが見えたら今回の演出がもっと面白くなったでしょうに。
勿体無い。

もう1組の方はどんなかしらね。

オペラの人達も「芝居」の演出の人に依頼するなら、
従来のオペラ演出から離れて、もっと冒険した方がいい。
それができないなら、芝居の演出家には頼まないほうがいい。
演出家が気の毒だし、出演者も納得できず辛いでしょう。

そうそう、助演の方がいましたが、
客席から見ていて動きが異なるので、すぐわかります。
助演の方々は動きがきれいです。
合唱は静止している人が大勢いる中で動いている人がいたりして
静止の場面なのかそうでないのか、わからなかったり
その合唱の動きが気になってキャストに集中できなかったり。

キャストの中ではゴーロの動きが無駄なくてきれい。
日本人はどうも無駄な細かい動きが多すぎに感じました。

装置は色々、他の舞台を思い起こさせるものがありました。
どこかで観たな・・・的な。
出演者は大変だったことでしょう。
演劇では当たり前な装置、演出でも、オペラの人は慣れていないでしょうから。
特に傾斜舞台。
いくらなんでも急すぎじゃないですか?
あの傾斜でよく歌っていたと思います。
ゴーロなんて最後、姿を消す時、駆け上るのやっとに見えたし(^^;
美しかったですけどね。
もう少し傾斜を手加減してあげて欲しかった(^^)

個人的には劇団四季の「ジーザス・クライスト・スーパースター」の
エルサレム版を思い起こす傾斜で(笑)
その傾斜でゲノフェーファが「神の御手に任せます」みたいなことを歌うと
もう私の中では完全にジーザスな世界です。

あと宙から出入り魔女や、殺されたドラーゴなんかは
「あー歌舞伎のスッポンみたいね」
人間じゃない人達が出入りするところ!みたいな・・・。

普通のプレーンな騎士と魔女と神という演出も見たいですけど。
再演する機会があって、もっと芝居も深くなって
演出も再度練られていくなら、この作品も良いと思います。

久し振りに感想をたくさん書いてしまいました。
でも、それだけ色々と面白い時間だったということです。

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若い人の3人芝居見てきました。
登場人物3人のみ。
他には誰も登場せず、
時間経過もほんの一晩のことの回想。

最初、少しだれた感がありましたが、
途中も少し長いなと思いましたが、
やはり、この脚本家長い!とも思ったのですが、
若い人達が真摯に舞台と、作品と向き合った姿がさわやかでした。

でもね、やはり、啄木って嫌いなタイプの人だと再認識。
元々、
じっと手を見る
なんて人、いやだし(^^)

そういえば、
泣き虫なまいき石川啄木
って作品なかったっけ?
啄木嫌いでも、見たくなりました。

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舞台というかコンサートに行ってきました。
NHKのニューイヤーオペラ。
1度行ってみたいと思っていたところ、
友人が切符を手配してくれて。
感謝です。

初の感想は、
TVにはTVの良さ悪さ、生には生の良さ悪さがある
という当たり前のものでした。

NHKホールはやはり広すぎますね。
先日、NHK交響楽団を聴きに行った時も感じたのですが
ともかく生音を楽しむ為には広すぎます。
その時も、今回も2回サイド席だったということもあると思いますが。
今日もオケピットが深ーく深ーく沈められていましたが(笑)
音は聴こえるけれど、感じられない、伝わってこないです。
声が聴こえにくかったソリストも・・・

でも、TVでは見ることの出来ない装置転換や
合唱の動き、歌い方など見ることができたのは楽しい。
後でプログラム見たら、合唱に見知った人が何人か・・・
オペラグラス持って行けば良かったわ。

何にしても、こうしてステージを観に行くと
日常モードのスイッチが入る感じです。
頭も身体も動き出すっていうか。
これで明日からすんなり仕事できるかな。

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sami
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舞台:ジャンル問わず、観るのも出るのも好き
読書:ジャンル問わず、乱読・積読
動物:ジャンル問わず、基本手足の合計4本が好き
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