早くもめげそうな気分半分。
征服してやるぅ!と負けん気半分。
普通レクイエムは生きている者が死者を悼む歌ですが
この戦争レクイエムは死者もしくはこれから死にゆく者が歌う恨みである。
とは、合唱指導者の言葉。
そう聞くと俄然イメージ膨らむもので、
目の前に戦場が広がり、
絶望が生まれ、ドラマが見える。
こうなるとやる気出るのよね。
音に感情が見えるもの。
だからと言って、音やリズムが簡単になるわけもなく。
ピアノ伴奏聞くと、聞いたことある音の展開だったり、
何かの舞台にあったような雰囲気だったりもするので
嬉しくなるのだけど、
やはり難しいものは難しい。
今の私にはこの歌自体が戦争に見えるわ。
負けるもんか!(^^)/
2日間のオペラ公演、無事、終了しました。
ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
今回の「ジョコンダ」は難曲で、
難曲がゆえに本国イタリアでも余り上演されないとか。
そんな中、アマチュアである合唱とオーケストラ、
プロの指揮者、ソリスト、スタッフで2日間も公演できたことに感謝です。
最後までなかなか歌詞を覚えられなかったこと。
音程が不安だったこと。
その為、ストーリーの把握が間際まで出来ていなかったこと。
指揮の間合いを掴むのも難しかったこと。
GP、本番では後ろの立ち位置が少なくなかったことや
毎回、違う人が私の目の前に立ちふさがったこともあって
指揮者が見えない!!!
という事態が多発したこと。
舞台を斜めに横切ることが多く、
毎回かなり急いで場につかなければならず
立ち位置についた途端、歌い始めることも多かったこと。
と、まぁ、細かなあれこれはありました。
それでも無事終われば全て良し。
某プロ音楽家から、
「以前より良い舞台になっていた」
との感想があったこと。
別の音楽家からも
「喜び、暗さ、祈りなどが伝わり、一体感があった」
との感想を頂いた事。
そして何よりも初めてオペラを観た友人にもストーリーがしっかり伝わっていたこと。
社交辞令としても嬉しく感謝です。
感想の中には当然、ダメ出しもあったのですが、
それは次回、私の課題。
この作品を再度歌うことはないだろうと思います。
先ほども書いたように、なかなか上演されない作品ですから。
貴重な体験でした。
そうそう、これを書かなきゃ。
今回の舞台に関わった全ての人がとても大らかに温かく
とても心地良いチームだったことにも感謝です。
皆様、本当に有難うございました。