2025 / 05 |
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近くに古本屋さんがあります。
気が向いた時にフラッと立ち寄ります。
毎回、とは言いませんが、
どうも店の中から呼ばれている・・・みたいです。
「活字中毒の記録」にUPした
「図説 浅草寺-今むかし」
この本もそうでした。
最近、縁のある浅草。
その金龍山浅草寺発行の本。
境内の案内や寺宝、年中行事を網羅した本です。
何と言うこともなく、
ふと立ち寄ってみたい気になり、
そっと店に入ります。
興味のあるジャンルの棚を隅から隅まで
(それほど丁寧とは言えない程度の速さで)
ただ眺めます。
途中で眺めるのが面倒になることもあります。
本当に面倒なら止めて帰ります。
でも、止める事に少しでも躊躇いがある時は
さらに眺め続けます。
すると、目が留まるのです。
欲しかった本。
欲しくなる本。
あぁ見逃さないで見つけることが出来て良かった。
古本屋さんにフラッと入って2回に1回くらいは
そんな本に出会うのです。
十七世勘三郎さんの命日に、
それとは意識せずに古本屋に入り、
探していた十七世勘三郎さんの本に出会ったこともあります。
その本は前回、その店に寄った時にはなかった本です。
いつも物との出会いは、そんなふう。
「連れてって」と呼ばれ、連れて帰ります。