2025 / 05 |
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週初めからミュージカルです。
頭の中には♪Into The Woods♪のメロディーが木霊しています(^_^;)
この作品、初めて観たのは
TVで放映されたブロードウェイの舞台でした。
この作品は1988年にトニー賞受賞しているので
その頃のことだと思います。
随分と古い話です。
TVで見ても次から次へと登場する童話の主人公達が楽しく
それでいて奥の深い作品に
日本でやらないかなぁ~?
でも日本では難しいかなぁ?
と思っていました。
当時、日本では受け入れられにくいタイプの作品だと思いました。
それが2年前、日本で初演(だと思います)
喜び勇んで観に行きました。
TVで観た以上に楽しく、しかし難しい作品でした。
そして再演で今日、またまた観に行きました。
変わらず楽しく、奥深く、難易度の高い作品でした。
なんて言ったって、ソンドハイムの作品だもの。
音が難しいはずです。
今わたしが稽古しているトゥーランドットとどちらが難しい?
と問われたら、究極の選択かも!?
でもテーマ曲の♪Into The Woods♪は耳についてて
スキップとともに蘇ってきます。
魔女役の諏訪マリーさんがサスガの貫禄と実力。
様々な声を使い分け、しかも活舌はっきり。
これ、わたしには重要。
赤頭巾ちゃんは前回のSAYAKAちゃんのイメージが強くて
今回の方はちょっと不利。悪くは無いけど。
ミルキィーホワイトという牛と眠れる森の美女役の
飯野めぐみさん。
この方、飯野おさみさんのお嬢さんではないかと思うんですけど。
ミルキィーホワイトは完全被り物の牛にもかかわらず、
見ていて非常にチャーミングで表情豊か。
おさみさんのCATSの猫姿が思い出されました。
大好きだったのよ~、おさみさんの猫♪
飼いたいくらい(爆)
そして眠れる森の美女は、本当に美女。
きれいなお姫様です。
そうそう、あと楽しかったのが装置。
何本も立っている森の木が、
場面ごとに大きく前後に動き、空間を変えていく様が見事。
鬱蒼とした森になったり、
その森の中のちょっとした広場になったり。
その動きだけでもワクワクです。
ラストは奥行きの深いこの劇場を生かして
登場人物たちを遠くへ、森の中深く、童話の世界深くに。
収まるべきところに収まる安心感。
本来のグリムの大人の童話を観た感じでした。