2025 / 05 |
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仕事場のいや~な重~い感情を持ったまま
重~い話も舞台を観に劇場入り。
最初は心が仕事と舞台を行きつ戻りつしていたのですが
気付いたらトップリと舞台の世界へ。
凄い舞台でした。
何が凄いって何もかも。
まずテーマが重くて凄い。
B級ホラーっぽい感じもあるけれど陰惨で
スプラッターやホラーが苦手な人は観ない方がいいかも。
怖かったもの。
でも、哀しい話です。
泣きそうでした
音楽も凄い。
さすがソンドハイム!です。
重層な音づくりで、非常に複雑なオペラのようです。
しかし、ソンドハイムの歌は歌い手には歌えないでしょう。
歌ってしまっては何も伝わらなくなるような音です。
あれは歌う為の音ではなく、表情の為の音なのでしょうね。
その為には主役の市村さんと大竹さんはうってつけ
歌を歌ってしまうのではなく、語るというのでしょうか。
台詞のように歌っていました。
楽譜になっているのか台詞なのかわからないほど。
レチタティーボ?
歌い上げる事ができない歌
いくつもの歌詞と音が重なっていること
それらの為に何を歌っているか聞き取れないところも多数。
いつもは聞き取れないことが非常に気になってしまうのですが
今回は音楽の力でしょうか?
それほど気になりませんでした。
しかし、このスコア、見たいような見たくないような・・・
そういえばキャンディードとの時も同じ事を思ったっけ。
そして凄かった装置。
装置の転換が凄かった。
あれ、ひとつ間違えると事故に繋がりそう。
みなさん、気をつけて下さいねぇ。
陰惨で哀しいこのミュージカル。
このミュージカルの初演は20年以上前だとか。
日本でも松本幸四郎さん(当時、染五郎さん)が主演なさったとか。
20年以上も前によく、日本で上演できたわぁ。
大人の方はご覧下さい。