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上演時間1時間半。薄闇の中、大きな盛り上がりも緊迫もなく、思い出売りの男の前を人々が通る。立ち止まる人は思い出を紡ぐ。生きる事そのものが生活であり、生きる事に意味を必要としなかった時代。その場限りであっても心の端が触れ合い行き交った頃。時には静かに暖かにこのような作品もいい。ところで「思い出を売る男」彼は本当に売っていたのだろうか?売り物の思い出を持っていたのは彼ではないのだもの。
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