「あ、来たよ来た。久し振りだわぁ、声かけられるの。」

よくある「運命の転換期」とか「変わり目」とかって声かけてくるアレ。

電車のガードしたの交差点で信号待ちしているところだったので
話を聞いてみました。
でも、その人、周りの音に声がかき消されて聞こえない・・・
「目に力があって・・・・」だけ、聞こえました。
一生懸命喋っているのだけど、聞こえない。
感じのいい女性なんですけどね。

「あの、申し訳ないんですけど、あなたの声、小さくて
何言ってるのか、全然聞こえないんですけど」
って言ってみました。
どうするかしら？と思って。彼女、
「すみません」
と言って、また話し始めました。
でも、また、半分くらいしか聞こえない。
要は「転換する時期」だとか「新しく踏み出した方がいい」というようなことを
言っていたような気がします。
どんな言葉を使っていたかは、忘れてしまったけれど。

そこで信号が変わりそうになったので
私「しょっちゅう、そういうこと言う人に声かけられるのよ」
女「そうですかぁ～」
私「あなたこそ、転換した方がいいんじゃない？」
と言い捨てて、信号を渡りました。

う～ん、私の切り返し、中途半端だわ。
久し振りにかけられた声だったので、鈍ったわ。
もっと美しくスッキリした切り返し方を考えなくちゃ。
未熟。

[0回]

close△