うちの会社では常時、人材募集を行っています。
世間的には「３K」といわれる類の商売をする会社です。
景気が悪い時は、世の中の求人が少ない為、
「３K」の職場にも大勢の方が応募して下さいます。
その中には「やはり３Kは辛い」と１日２日でやめる方、
楽な仕事、「３K」ではない仕事を見つけ退社する方、
失業保険(雇用保険)を受給できるようになると退社する方、
生活保護が切れると困るから退社する方、
様々な理由で退社する方がいます。
短時間雇用契約者(アルバイトとかパート)は従業員の半数近くを占めるのですが
そのまた半分は１年の間に入れ替わっている勘定になる職場です。
それでも、景気が悪いうちは次から次へと応募者がいるうえ、
その質も高いこともあり、人手不足になることはありませんでした。

ところが、ここ１年。
日々、応募者は減少。
ついには今、人手不足になりつつあります。
まだ、在職している従業員で仕事が間に合っていますけど・・・
うちの会社は事務部門には全体の２％、営業部門にも２％程度の従業員しかいません。
95％以上が最前線で働き収益をあげる要となる人材です。
そこの欠乏は会社の存亡に関わる問題です。

なんとか対策を打ち出さなくては。
こういう職種は給料高くしても人来ないしね。
「仕事がない」？？？どこの話よ。
失業者、いらっしゃい。
うちの会社の求人は年齢制限＝定年年齢よ。

こんなことで景気回復を感じなければならないなんて。

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