この質問は、
「生き抜くための数学入門」　新井紀子 著　理論社
の中(p.53～p.54)に載っている質問の抜粋です。
YesとNo、どちらが多かったですか？

本書には全部で10問載っていましたが、
これは
「数学的な構え」ができているかどうか
のチェックです。
Yesが多いほど「できていない」のだそうです。


「足し算、引き算、掛け算、割り算ができれば、数学は不要」
と言う人がいます。
因数分解も幾何学も生活の中で使わない・・・と。
そんな方に読んで欲しい本です。
(まだ、私も読んでいる途中ですが。)

生活する為に、生き抜くために、
確かに因数分解も方程式も、三角関数も、直接使うことはないかもしれません。
でも、数学的な考え方ができるかどうかで、生活が変る
と、この著者は言っていると思います。

「だから」「どうして」「どうなる」と考える能力。
何か知らないことが出てきた時、その「調べ方」がわかる能力。
それが数学の能力らしいのです。

と、途中まで読んだ私の理解ですが。
もの凄く納得してます。
その通り！拍手！って気分。
自分のことは高い棚にあげて言うんですが
この能力を持たない人が非常に多いと思います。
そういう人と話をしていると、いらつくことも少なくありません。
頭いいなぁ、と思える友人はみんな、この数学的な考え方ができます。
いくら本人が「数学嫌い！」とか「苦手！」と言っていたとしても、です。

混乱した時、もやもやとストレス溜まった時、
私が助けを求めるのも、数学の能力を持った友人。
話をしているうち、聞いてもらっているうちに
混乱した糸が解け、ストレス解消になることが多いんです。

これが逆に全く数学の能力のない友人と一緒だと大変！
こういう友人に限って、自分でこんがらかった状態にしているし。
こんがらがってどこが糸の先なのか、わからないものが私の前に放置され、
放置した友人は、私に渡してしまったことで、スッキリしてる。
そんなことが度々起きます。
元気な時は解けるからいいんですけどね。
一緒にスッキリできるから。
余力が無い時には絶対に顔を合わせたくない(苦笑)

さて、数学的能力の詳細は、ご紹介の本
生き抜くための数学入門
を読んで下さい。
私も続きを読んで、周囲の友人に迷惑をかけないよう数学的能力の向上に努めます。

[0回]

close△