2025 / 05 |
≪ 2025 / 04 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 2025 / 06 ≫ |
今月は二代目錦之助さん襲名興行。
錦之助さん、すっきりした二枚目です。
でも、ごめんなさい。
中村屋ファンなので、どうしても観劇の中心は中村屋です
男女道成寺
いい男な仁左衛門さんと勘三郎さんの踊りです。
が、仁左衛門さん、ごめんなさい。
今回の出だしの仁左衛門さんの花子の姿。
「勘三郎さんの可愛い花子を一層引き立てて下さって有難う
いい男が台無しでしたもの。
もちろん狂言師に戻ってからはいい男でしたけど
魚屋宗五郎
勘三郎さん演ずる宗五郎が良くて泣けるのはもちろんですが
それ以上に印象的なのが、勘太郎さんが演じた三吉。
今迄に何回かこの作品を観ているのですが
いつも三吉の動きや台詞に違和感を覚えてきました。
でも、みんながみんな、なので、そんなものなのだと思っていました。
ところが、今回。
違和感が軽減。
唐突に感じていた三吉の台詞のほとんどが、
ジグソーパズルのピースが正しい位置にはまるように
納まっているように感じました。
親子だからでしょうかねぇ。
宗五郎妻の役の時蔵さんともとても自然で
今迄で一番、観ていて心地好い宗五郎でした。
11時から21時半近くまでの長丁場。
気分の良い作品で締めくくれて良かったわぁ。