2025 / 05 |
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幕開き、一人の笛と、一人の太鼓が舞台にいました。
「あらすじ」には威勢の良いチチブ囃子と書いてあるのに、
たった2人では、寂しいお囃子です。
この作品は副題に「チチブ・タウン」とあることもあって
秩父屋台囃子の皆さんが参加しています。
2幕の幕開きには6人くらいだったかしら?
お囃子だけ、見せてくれました。
それなのに、せっかくそれだけの人数がいるのに
1幕の幕開きは舞台にたった二人。
その賑やかでもなく物悲しくもない祭囃子の中、
主人公二人の出会いの場面となるんです。
余り印象に残らないんですよね。
もっと劇的な方が私好み。
ウエストサイド・ストーりーのトニーとマリアの出会いの場面みたいに。
オーケストラの序曲が終わったあと、
幕が開くと、大勢で賑わっている祭の風景。
"本当に"威勢のいい祭囃子。
そのお囃子がフェード・アウトすると主人公たち。
ナンキプーとヤムヤムが出会う。
そんな風が良かったな。
もしかしたら、そういう風にしたつもりだったかもしれない
と思えないこともないですけど、
もっともっと祭囃子が威勢良い方が私好み。
あれでは物足りない。
2幕幕開きのお囃子見て、
夏祭浪花鑑を思い出してウルウルきた私なので、
その影響が強いせいかしらね。