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息苦しくなるドラマだった。

事実に基づいてドラマ化したというし
おそらく事実だろうと思う。

ドラマほどのことではなかったと思うけれど
いじめた側もいじめられた側も経験がある。
両方の間に立ったこともある。

加害者側に立つことは、本当に些細なことでなれる。
何も理由はいらないし、存在しない。
おそらく、その時点の加害者の意識は遊びであって
面白がっているだけ。

もしくは、加害者側が心に闇を抱えていたり。

別に加害者側を援護するつもりはない。
加害者はあくまでも加害者であって、
擁護されるべきではないから。
擁護されるような事柄は何もないと思う。

いじめられる側、こちらにも何も理由はない。
ほんの些細な加害者側との差異によって被害者になる。
そして被害者は一生の傷を負う。

加害者の記憶には何も残らない。

いじめの加害者を見て、
「なんでそんなことができるんだろう?」
と言う人は、おそらく、
時分では意識せず加害者になっていることに気づいていない。

いじめられ死を選んだり、反逆に出た人を
「死んではいけない、そんなことしてはいけない」
という人は、いじめられたことがないだろう。
人をいじめたことに気づいていない人だろう。

そんな風に思っている。

そういう私だって、
気付かずに、人を傷つけているはずだし
悪気なく傷つけられてきた。

知っていますか?
あなたにとっても褒め言葉が、人を苦しめることがあることを。
つい言ってしまう「あなたは良いわよね」
「あなたは違うからわからないと思うけど」
そういう言葉ですら、人を傷つけることを。

いじめはなくならないだろうと思う。
それでも、その人が、いじめのある世界の他に
いじめのない世界も持つことができたら、
何とか生きていけるんじゃないか。
そのままの自分でいて欲しいと思ってもらえる世界があれば。

他の世界があること
大丈夫だと思ってもらえる世界があること
それをどうしたら、被害者に信じてもらえるだろう。

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