新聞記事などで再確認したところ
「国旗に向かった起立と国歌斉唱を教職員に義務付けるのは違憲」
ということのようです。

で、私が感じる「気持ち悪さ」は
１．国旗に向った起立と国歌斉唱を拒否すること
２．国旗に向った起立と国歌斉唱を義務付けること
に、あります。

「拒否」することでも「義務」にすることでもないと思います。

頂いたコメントを読んで。
国歌や国旗を戦争と結びつけている人達もいるのは仕方ないか、と
それは、ちょっと反省。
それを尊重しないのでは、
試合などで相手国の国旗掲揚時に起立しないのと同じ、
失礼な話ですもんね。

で、どうしても「君が代」「日の丸」は嫌い
っていうなら、新たに国歌や国旗、考えるのはどうなんでしょう？
それとも国歌や国旗の存在自体がイヤっていう方もいるのかしら。
でも、国歌や国旗って無いと不便だと思うんですが。
平和の祭典、オリンピックなんかで。
個人的には「日の丸」のデザインって美しいと思うし
「君が代」ほど平和な内容の国歌はないと思っているので
無くなったらショックですけど。

そうそう「細石」って調べてみました。
Wikipediaの記事はこちら。写真つき。
これによると
小さな１つ石が成長して大きな１つの巌になるのではなく
小さな石がいくつも集まって大きな１つの塊になったもののことらしいです。
だから、やはり成長、しません(爆)
最も、「君が代」の「細石」は細かい石のことで
「細石の巌となりて」できた石が「さざれ石」らしいですね。

他の国の歌詞に比べて「戦え」なんて一言もでてこない
穏やかな八百万の神の国の平和な歌ですよねぇ。
こんなサイトも見つけました。
世界の国歌ガイド
訳詩みると荒っぽいのから広大なのと、色々ですね。

今回の経緯は
文部科学省の学習指導要領で
「入学式や卒業式などにおいては，その意義を踏まえ，国旗を掲揚するとともに，国歌を斉唱するよう指導するものとする」
とあり
「卒業式及び入学式における国旗掲揚及び国歌斉唱についても、児童生徒に我が国の国旗と国歌の意義を理解させ、これを尊重する態度を育てるという学習指導要領の趣旨を踏まえ、域内の全ての学校において適切に実施されるよう一層の指導の徹底をお願いします」
と通達もあるところが始まりでしょう。
東京都教育委員会は、この学習指導要領に基づいて
通達を出したのだと思います。
その後、実施状況の報告もなされています。
で、指導に従わなかった教職員は服務規程違反になるそうな。
聞いた話ですが、いきなり解雇というわけではなく
減給などの懲戒処分のあと、まだ服務規程違反が続いた場合に解雇とのこと。

新聞記事の方向は色々なようですね。

ところで、裁判起こした教職員、要は
「国歌斉唱や国旗掲揚時の起立はイヤだ」
ということとは違うんでしょうか？

教職員は文部科学省の指導に従わなくてもいいんでしょうか？
文部科学省の指導が違法(違憲)とならなければ、
やはり服務規程違反になるのだと思うのですが。

とすると今回、教職員が争うべきだったことは
文部科学省の指導に対して、国を相手にすべきだったんじゃないのかしら？
(東京都相手以外に同時に裁判してるのかしら？調査不足でごめんなさい)

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