2025 / 05 |
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「活字中毒の記録」にも載せました(こちら)が、手放せない本の一つです。
「黒猫フーディーニの生活と意見」
猫を主役とした作品は多く、読むこともあります。
が、その多くは擬人化された猫であったり、
人に都合の良い猫であったりで
どうにもこうにも私には馴染めないことがあります。
この作品は、すんなり心に入ってきました。
同じように猫を主役に置き、猫が語る形になっています。
普通なら苦手なパターンです。
にもかかわらず、
このような場面なら猫は本当にこう思うかもしれない。
と思わされ、涙なしには読めなくなりました。
読み終えた後、我が家の猫たちを抱きしめてしまいました。
あー、私、親馬鹿ならぬ猫馬鹿です。