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とっても久し振りにオーケストラの演奏会に行きました。
大した期待もなく聴きに行ったのですが、
これがまぁ、なんて楽しかったことか!
もうブラーヴォブラーヴィ 拍手喝采
機会を下さった方、ありがとう!

そういえば、こうやってキチンとフランス音楽を聴いたことはありませんでした。
パリ管 素敵

曲目は
1曲目
 チャイコフスキー「バイオリン協奏曲ニ長調 op.35」(諏訪内晶子さん)
諏訪内さんのアンコール曲
 J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005から アンダンテ」
2曲目
 ラヴェル「ラ・ヴァルス」
3曲目
 ストラヴィンスキー「バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)」
アンコール
 ラヴェル「ボレロ」

まず驚いたのがヴァイオリンの音。
こんなに柔らかい音色だったの?
倍音が響くのか、弦が4本しかないとは信じられない響き。
今迄、あなどっていたつもりはなかったのですが、
ヴァイオリン、見直しました。

2曲目、3曲目も(1曲目もですが)
音色が繊細で、旋律が流麗で、フランスという国らしい演奏。
楽器が互いに会話していて、揺れ動いていました。
その会話がとても楽しい。

アンコールのボレロは、今迄、聴いてきたボレロとは全くの別物でした。
当然、リズムは小太鼓が刻み、ベースが刻んでいるのですが
その上で、やはり旋律が揺れ動き流れていました。
リズムが目立たない。

マエストロも見ててかなり楽しい。
途中、諏訪内さんやコンサートマスターと微笑み合ってるし。
(マエストロが笑っていたかどうかは見えていないけど、多分)
かなり大きくテンポを揺らしていて、
マエストロ見てても私はそのテンポ感についていけず、
わけわからなくなってしまいました。
一生、ありえないでしょうけど、エッシェンバッハ指揮で歌うのは無理だわ・・・・
でも、一緒に曲作ったら(演奏したら)かなり楽しいでしょうねぇ。
いいなぁ。

そして、何と言ってもボレロ。
マエストロ、指揮しないうちに(?)、どこからか聴こえてきた小太鼓のあのリズム。
ベースが入っても、管楽器が入っても、マエストロ動きません。
?????
しかも、小太鼓どこにいるのか最後までわからないし・・・・・
(ヴィオラ達の陰で私の席から見えなかっただけ)
少しずつ、盛り上がってきたところで、気づくと、
マエストロ、顔で指揮してました!
すご~い!スゴイ!すごい!
パフォーマンス入っての指揮なんでしょうけど、
いやぁ、見事。
マエストロと演奏者の心がまとまっていないとできないでしょ。
いいな、いいな、私もやりたい。
いえ、顔指揮を、ではなく、顔指揮見ながらの演奏。
顔指揮は、職場でやりたい。
顔を向けると報告書が出てきたりするの

ともかく、どれもこれも、とても楽しい演奏でした。
クラシックの演奏聴いて、こんなに楽しかったのってなかったかも。
今までは演奏する方が絶対楽しいと思ってましたが
これなら聴くのも同じくらい楽しいわ。
ヴェルディのオペラみたいなドラマもなくてもいいわ。

エッシェンバッハやパリ管のCD買ってみようかしら。

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