2007/10/21 21:10:55
暖かい本と出会いました。
何かで紹介されていたのを見て入手した絵本です。
「ルリユール」ご存知ですか?
この「ルリユール」と呼ぶことは知らなかったのですが、こういう職人さんがいることは知っていて、失くしたくない仕事だと思っていました。
「ルリユール」、reliureと書きます。
フランス語です。
日本語にすると「製本工芸」と書いてあるところもありました。
使い込んだ大切な書籍を再度、綴じ直して改めて使用に耐えうる書籍に仕立て上げる仕事。装丁し直す仕事。
という表現で当っているかしら?
この絵本では、フランスでも数少ないルリユール職人の仕事を
優しい色使いで紹介しています。
本への愛が伝わる、優しい思いが敷き詰められた絵本。
これほど大切にしたい本を持つことができたら幸せ。
最近の本は、お手軽な使い捨てできるようなものが多く、装丁し直す人は少ないでしょうね。
物心ついた頃からの本好きの私でも、使い込んでバラバラになりかかっている本は持っていません。
中には母が若い頃からのものもあるんですけどね。
普通に時々読む分にはバラバラにはならないものです。
きちんと仕立ててある本ならば。
簡単にバラバラになるような本は・・・・
ま、その程度の使い捨て本ですね。
バラバラになってしまうほど、読み込んだ愛読書。
なかなかありません。
強いて言うなら、小学館の図鑑数冊。
小学校入った頃には我が家にあった気がします。
未だに使っています。
さすがにボロなので、新しい図鑑も探したのですが
気に入るものがありませんでした。
インターネットで検索した方がマシなしろものばかり。
子供向けなので内容は乏しいのですが、
一般的な昆虫や植物の種類を調べるには充分。
このまま一生、買い換えない・・・かもね。
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